06.22.2002 最新ゲーム事情

待望の「STAR WARS GALAXIES(仮)」
いよいよファイナル・ベータ・テスト開始か!?

 
世界中のスター・ウォーズ・ゲーマー間で話題沸騰のPC用オンラインRPG 「STAR WARS GALAXIES」のファイナル・ベータのテストがいよいよ間近に迫ってきた。
 
「STAR WARS GALAXIES」は、リアルタイム・レンダリングによる3DCGで再現された「スター・ウォーズ」の世界を舞台に、スキル制によってキャラクターを成長させながらプレーヤーが自由に冒険を繰り広げる、話題のオンライン・ロール・プレイング・ゲーム(RPG)。
ゲームの基本システムもかなり高度で、通常のチャット・システムに加え、特定のプレーヤーとのみ会話する秘話モードや、自分の発言を画面上のキャラクターの頭上に表示する「ウルティマ・オンライン」のようなモードも用意される。2002年11月15日発売予定であるが日本語版は発売未定。
 
ゲーム・システムだけにとどまらず、緻密に再現されたその世界観や設定内容にも注目が集まっており、中でもこれまで名前だけはあまりにも有名ではあるが、その実像が明確にされていなかった「Krayt Dragon(クライト竜)」や、「Bothan(ボサン)」の姿かたちが新たにデザインされ、ゲーム内にお目見えする。公式サイトでは、これらをはじめとするさまざまなキャラクターやシーンのコンセプト・アートやスクリーン・ショットが昨年中から順次公開され、大きな話題となっている。
 
既に2002年7月15日より参加人数を制限し開始されたクローズド・ベータに続き、現在参加人数をある程度増やしてのオープン・ベータ・テストが行われており、各ベータテストはいくつかのフェイズと呼ばれるステップに別れ、徐々に人数を増やして段階を踏んでいる。
現在、公式サイトからベータテストへの参加申し込みが可能であり、参加希望者は発売元の Sony Online Entertainment社が運営する "station.com" の無料メンバーアカウントを取得し、用意されたいくつかのアンケートに答えなければならない。ある程度以上の英語表現力を要求されるため、ベータテストに参加するのはそれほど簡単、容易ではない。
ただ一度参加を申し込めば参加希望者リストに名前が登録され、フェイズが進むにつれ参加できる可能性が高くなり、最終段階ではほぼすべての参加希望者がテストに参加できるようになるとのこと(但し例外もあり(笑)。
 
ルールを守り、ベータテスタとしての義務を果たせる自信のある方は、ぜひ参加してみてはいかがだろうか。

(Text:LFNo.552/エディ・中村)

 

詳細は以下のページで

http://starwarsgalaxies.station.sony.com/

 
[基本用語解説]
Krayt Dragon:
訳名:クレイト・ドラゴン。惑星タトゥイーンに生息する巨大爬虫類。ANHでC-3POがタトゥイーンの砂漠を放浪した場面で、その横たわる骨だけが劇中に登場した。体調は15〜30メートルにも及ぶ。
 
Bothan:
訳名:ボサン。これまで劇中に登場したことはないが、ROTJで第2デス・スター攻撃前の反乱軍作戦会議のシーンでモン・モスマが『ボサンのスパイが多くの犠牲を払い…』というせりふで登場。そのあまりにも悲しげな表情からモン・モスマの息子がボサンのスパイだったのでは!?といった噂が飛び交った。スピンオフ小説では何度か登場し、ティモシー・ザーン3部作やシャドウズ・オブ・ジ・エンパイヤにも重要な役割で登場している。