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ENDOR
エンドア

エンドアはコア・ワールドから遠く離れたモッデル・セクターのエンドア星系に属する惑星である。

しかし、一般にエンドアというと、惑星エンドアを巡る緑の月を指すことが多い。エンドアは銀河大戦の最後の戦いが繰り広げられた場所であり、帝国の崩壊が始まった場所でもある。緑と水に恵まれたこの月は様々な生命体に満ち溢れているが、特に知性を持ったイウォークたちはエンドアの戦いで反乱軍に協力した英雄たちである。帝国軍はこの未開の衛星に第2デス・スターのシールド発生装置を建造したが、イウォークたちの原始的な攻撃の前に破れてしまう。

 

ORD MANTEL
オード・マンテル

オード・マンテルは、みすぼらしい宇宙パイロットや密輸業者の溜まり場となっている不穏な惑星である。しかし、およそ12,000年前にコレリアの入植者が旧共和国の軍事偵察基地を設立した際は、栄光の惑星と謳われていた。

その後、共和国が新たな交易ルートを確立すると、オード・マンテルは自由港となり、徐々に違法な物品の取引が横行するようになったのである。現在は一大ギャンブル街として栄えており、公害の田園都市を除けば治安も悪く、ブラスターの携帯は欠かせない。ヤヴィンの戦い後、ルークやハンの一行はこの惑星を訪れ、ハンを狙う賞金稼ぎの一団と遭遇する。彼らは危うく難を逃れるが、ハンはこの事件をきっかけにジャバ・ザ・ハットへの借金返済を真剣に考えるようになったのである。

   

ALDERAAN
オルデラン

オルデランは旧共和国、帝国の中心メンバーの一員であり、銀河系で最も自然の美しい惑星の一つだった。重力が弱いため常に大気が流出しており、さらにモー星団からの放射線も強烈であるため、地表は不毛の荒野で、生活するためには呼吸マスクが必要不可欠である。

しかし、皇帝の掲げる「新秩序」がその恐怖を増すと、オルデランは非公式に反乱を支持するようになり、帝国上層部の反感を招くことになった。そして、ついにグランド・モフ・ターキンは皇帝に対する反逆の見せしめとして、新兵器デス・スターによってオルデランを破壊してしまったのである。銀河一の楽園は一瞬にして宇宙の塵と化したが、その美しい面影は再び銀河に平和が訪れるまで人々の心の中に残り続けている。

   

KASHYYYK
キャッシーク

チューバッカらウーキーの出身惑星。雲の上にまでそそり立つ巨大な樹木に覆われたジャングル惑星で、ウーキーたちは樹木の上に都市を築き上げて生活している。ウーキーたちは原始的な外見に反して実に高度な科学技術を有しており、樹上都市から地表に降りるリフトカーも完備されている。

しかし、ジャングルの下には血に飢えた肉食獣や危険な植物も多く、有能なハンターでなければ生きて帰ってくることは難しい。特に外界人にとってこの惑星は死の環境であり、小規模な宇宙港も存在するが、進んで訪れる者は少ない。素晴らしい体力と知性を兼ね備えたウーキーたちは帝国にとって格好の奴隷となった。定刻は多くのウーキーを捕らえ、強制労働に使っていた。チューバッカもその一人だったが、後にハンに救助され、伝統的な「命の借り」を全うするために彼に付き従っている。

   

KESSEL
ケッセル

ケッセルは小さな卵惑星で、軌道には小惑星のような衛星が周回しており、その無効にはブラックホールの集合体である不気味なモー星団が広がっている。重力が弱いため常に大気が流出しており、さらにモー星団からの放射線も強烈であるため、地表は不毛の荒野で、生活するためには呼吸マスクが必要不可欠である。

また、この惑星は屈強な囚人たちのための流刑惑星にもなっており、スパイスの生産地や密輸業者の大規模な活動拠点としても有名である。特にこの惑星でしか産出されないグリッタースティム・スパイスは貴重な輸出品であり、密輸業者の出入りは後を絶たない。劇中では『新たなる希望』でC-3POのセリフの中に一回登場するのみである。

   

CORUSCANT
コルサント

歴史が始まってから現在にいたるまで常に銀河系の政治と文化の中心地だった惑星。銀河系の標準時間や一日の長さはすべてこの惑星の暦を基準に定められている。コルサントでは旧共和国の初期の時代から、数千世代にわたって上空へ積み重ねるように街が築かれている。

上層部にはインペリアル・パレスをはじめとする帝国の主要施設、様々な博物館や美術館、動植物園、歓楽街、宇宙港などが軒を並べ、上空には無数のスピーダーや宇宙船が飛び交っている。一方で文明に見捨てられた下層部は腐敗しており、無気味な生物やかつては人間だったと思われる怪物たちが徘徊している。また、この惑星の軌道は太陽から遠く離れているため全体的に気温が低く、軌道に設置された巨大なミラーによって太陽光の増幅を行い、気温を上昇させている。

   

CORELLIA
コレリア

コレリアはコレリアン星系に属する5つの居住惑星の一つで、ハン・ソロやウェッジ、メイディーン将軍らの出身惑星でもある。コレリアンたちはデュロスと並んでいち早く銀河系に進出した種族であり、伝統的に資質の高いパイロットを多く輩出している。

同様にこの惑星には数多くの宇宙船製造メーカーが拠点を構えている。この星系のほかの居住惑星はセロニア、ドロール、タラス、トララスであるが、一つの星系に5つもの居住惑星が存在することは偶然では考えられないことである。後のそれの惑星は巨大なリパルサー装置によって人為的に集められたものであることが判明したが、いつ、誰が、何のためにそんなことを行ったのかは謎に包まれている。

   

DAGOBAH
ダゴバ

ダゴバはスルイス・セクターに属する同名の星系の第一惑星であり、星図や航行記録にも所在が記載されているが、実際に訪問しようとした者はほとんどいない。厚い雲に覆われたダゴバは原始的なジャングル惑星であり、あらゆる種類の動物や鳥類、昆虫、植物が栄えている。

地表の大部分は鬱蒼とした沼地に覆われているが、その中にも極めて危険な生物が生息している。この惑星は人類の居住には適しておらず、何度か探索が行われたが成功した者は一人もいない。無事に帰還したわずかな人々は、ダゴバの圧倒されるような大気を「関知可能な悪魔」であると語っている。また、この惑星には長年にわたってジェダイ・マスターのヨーダが済んでいるが、それも極わずかにしか知られておらず、彼がなぜダゴバに住んでいるのかも現在のところは不明である。

   

TATOOINE
タトゥイーン

辺境に位置する砂漠の惑星。灼熱の二重太陽に晒されているため地表のほぼ全体が砂漠化している。もともと人の住める惑星ではないと考えられていたが、貴重な好物が埋もれていると言われ、多くの入植者がやってきた。

しかし、結局は何も発見されず、全財産を失った入植者たちは、この惑星を出られずに水分農夫などを営みつつ厳しい生活を送っている。帝国の中枢から遠くはなれているために違法な取引が横行し、密輸業者や賞金稼ぎたちにとっては絶好の情報交換所となっている。ルークが青年時代を過ごしたのもこの惑星であり、その父であるアナキンも少年時代をこの惑星で奴隷として過ごしていた。砂漠以外にこれと言った特徴はなにもないが、銀河の歴史を語る上で最も重要な惑星であることは間違いない。

   

DANTOOINE
ダントゥイーン

ダントゥイーンは銀河の主要な航路から遠く離れた孤立した惑星である。そのため反乱軍の秘密基地にふさわしい場所となり、彼らの初期の軍事拠点として利用されていた。

既に破棄されたが、秘密基地はレンガで造られたプレハブ施設であり、広大な平野の上の川からもそれほど遠くない場所に建てられていた。ダントゥイーンの陸地の大部分は草の多いサバンナ地帯であり、そこには緩やかな傾斜の丘が点在している。草原の上では毛の多い草食動物たちが小さな群れを作って徘徊し、空には輝く風船のような生物の群れが飛び回っている。劇中では『新たなる希望』でターキンに反乱軍の秘密基地の在所を尋問されるレイアのセリフにのみ登場している。