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当然反乱軍でも多く使用されているが、民間所有のものも多く、帝国軍でもその識別には苦労しているという。『新たなる希望』冒頭でスター・デストロイヤーに捕獲された <タンティヴィIV> も、この機種である。 |
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IMPERIAL-CLASS STAR DESTROYER
インペリアル級 スター・デストロイヤー
帝国軍の主力宇宙戦艦。全長1,600メートルの大きさを誇り、一隻で惑星の文明を滅ぼせるその火力は他の戦艦を圧倒する。当初、ライラ・ウェセックス女史によって提出された建造計画は帝国軍上層部や元老院で激しい論議をわかせたが、帝国の権威と威信、そして恐怖を銀河に浸透させるため、あえて強行された。
多くの戦闘機や地上降下部隊を収容しており、小型宇宙ステーションとしての機能も果たす。シールドも強力で、反乱軍の小型戦闘機ではまったく太刀打ち出来ない、まさに無敵の存在といえる。通常、一つの艦隊には一隻のスター・デストロイヤーが配備されれば十分であり、一つの星系に複数配備されることは式典など除けば極めて稀なことである。 |
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SANDCRAWLER
サンド・クローラー
ジャワのサンドクローラは、タトゥイーンに最初の入植者たちが到着した際に、鉱山の採掘目的で持ちこまれたコレリア製の巨大クローラーである。この高さ20メートルものクローラーの内部には採掘した鉱物を分類し、精製する装置まで内蔵されている。しかし、この惑星には掘り起こす価値のある鉱物など存在せず、結局役に立たなかったクローラーはすべて放棄されてしまった。ジャワたちは捨てられていたクローラーを自分たちの商売道具として利用しているのである。
サンドクローラーの中身を見たいと思う人間はおらず、内部がどうなっているのか、何人のジャワたちがどのような生活をしているのかは、一切謎に包まれている。 |
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IMPERIAL LANDING CRAFT
インペリアル・ランディング・クラフト
シーナー社のセンチネル級シャトルは同社のラムダ級シャトルを改造し、乗員スペースを拡張した機種である。主な用途は戦艦から惑星に兵員を降下させる上陸艇であり、54人のストームトルーパーと6台のスピーダー・バイクを収容することができる。
このように特別な用途のシャトルではあるが、地上降下の際は敵の攻撃も激しいことが予想されるため、武装やシールドはラムダ級と同程度の強力なものが用意されており、ハイパードライブも搭載している。劇中では『新たなる希望<特別篇>』で、R2ーD2とC-3POを捜索するためにタトゥイーンへトルーパーを降下させるために使用されている |
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T-16 SKYHOPPER
T-16 スカイ・ホッパー
正式名称インコム T-16 スカイ・ホッパー。リパルサーリフトで浮遊し、イオン・エンジンで推力を得る典型的なエアスピーダー。操縦が容易で時速1,200キロメートルもの速度が出ることから、主に競技用として使用されている。製造元がXウィングと同じであるため操縦方法も似ており、パイロットたちの練習用にも重宝される。
ルークはタトゥイーンでの少年時代に友達とこのスカイホッパーでべガーズ渓谷を飛び回っていた。『新たなる希望』の劇中でも、ガレージに機体の一部を見ることが出来る。 |
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X-34 LANDSPEEDER
X-34 ランド・スピーダー
個人用のランド・スピーダーには実に多くの機種が存在するが、ルークがタトゥイーンで使っていたのはソロスープ社のX-34と呼ばれるモデルである。
既にラーズ家には別のスピーダーがあり、オーウェン叔父はルークに新しいスピーダーを買ってやることを「金の無駄」だと考えていたが、ペルー叔母の説得によってしぶしぶ買い与えたのである。X-34は旧式であり、ルークが手に入れた中古品は既にボロボロ状態だったが、彼は持ち前の才能で改造を加え、友人たちのより高性能なマシンにもレースで勝利することが出来た。しかし、叔父夫婦が帝国軍に惨殺され、故郷を離れる資金作りを余儀なくされたときは、この思い出のマシンも安値で手放すしかなかった。 |
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DEATH STAR
デス・スター
デス・スターは皇帝が自ら掲げた「新秩序」を銀河全体に浸透させるために科学者べヴェル・レメリスクに開発を命じた超兵器である。それは小型の月ほどの大きさの宇宙ステーションで、惑星をも一撃で破壊出来るスーパーレーザーを備えている。
実際に、デス・スター計画の最高責任者グランド・モフ・ターキンは、この超兵器の威力を誇示するためにオルデランを破壊した。デス・スターの表面には5,000基ものターボレーザー砲塔が配備されており、まさに難攻不落の要塞である。しかし、シールドは小型戦闘機による攻撃を考慮しておらず、最終的には反乱軍の存亡を賭けたヤヴィンの戦いで唯一の弱点である廃熱口を攻撃され、宇宙の塵となった。 |
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TIE FIGHTER
TIE戦闘機
シーナー社によって製造された数多くのTIEシリーズの中で最も標準的な機種。帝国軍の主力戦闘機として採用され、合計で10万機以上が実戦投入されたという。
六角形の大型ソーラーパネルによる高機動性を誇るが、シールドやハイパードライブが装備されていないため、パイロットには有能な資質だけでなく、帝国に対する極めて高い忠誠心と勇気が要求される。しかし、エリート・パイロットでも戦闘時の生存率が低いことは否定できず、ときには「空飛ぶ棺桶」と比喩されることもある。そのため、特に反乱軍との戦いでは数に任せた戦法が多用される傾向にある。 |
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OUTRIDER
アウト・ライダー
コレリアンYT-2400貨物艇を改良強化したダッシュ・レンダーの愛機。<ファルコン>の原型であるYT-1300の上位モデルで、デザインもより斬新な形に変更され、エンジン出力、武装、防御装備など、すべての性能で上回っている。さらにダッシュは予備エンジンをより高性能なパーツに交換し、ハイパードライブやシールド発生装置も強化している。しかし、改造の度合いは<ファルコン>のほうがはるかに上であるため、速度の点では<ファルコン>のほうが若干上回っている。
本機はサイドストーリー『帝国の影』で初登場したが、『新たなる希望<特別篇>』でも、モス・アイズリー上空に一瞬だけその姿を確認することが出来る。 |
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REBEL TRANSPORT
反乱軍輸送艇
反乱軍では物資や兵員の輸送は重要な任務であり、そのために大量の中型輸送艇が必要とされている。反乱軍で最も一般的に使用されている輸送艇はガロフリー・ヤード社の中型輸送艇である。
この機種は輸送量の増加を第一に設計されているため、センサー妨害装置や強力なシールド、厚い装甲に守られてはいるものの、ほぼ完全に非武装であり、戦場からの撤退などの際には戦闘機による護衛が不可欠である。非武装の割にはエンドアの戦いなどでもその姿を見ることが出来るが、それは戦闘機用の補給燃料を運んでいるためである。 |
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SWOOP
スゥープ
スゥープはスピーダー・バイクに似ているが、最高速度が時速600キロメートルを超す、より高速で危険な乗り物である。高度も高く、機種によっては大気圏の上層部にまで到達するものもある。スゥープの強力な推進力は大きな加速力を生み出すため、操縦者はベルトで体を固定しなければ後方に放り出されてしまう。コア・ワールドでは帝国の支援するスゥープ・レースが人気を博しており、レースに優勝すると莫大な富と名声を得ることが出来る。
ハン・ソロも少年時代にコレリアで伝説的なスゥープ・レーサーだった。逆にアウター・リムでは数多くのスゥープ・ギャングたちが暗躍しており、帝国軍からの指名手配を受けている者も多い。 |
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MILLENNIUM FALCON
ミレニアム・ファルコン
コレリアンYT-1300貨物艇を大幅に改良強化したハン・ソロの愛機。「ヤヴィンの戦い」、「エンドアの戦い」を勝利に導いた反乱軍の“英雄”でもある。
<ファルコン>は前所有者のランド・カルリジアンからハンがサバックの儲けで勝ち取ったものであり、ランドもすでに内部的には原型をとどめていないほどの改造を行っていたが、ハンはさらにエンジンやセンサー、シールドを強化し、文字通り「銀河一速いガラクタ」に仕立て上げた。しかし、その内容は共存が推奨されないパーツの組み合わせが多く、危険な場面で故障してしまうことも多い。また、密輸に使うことを前提に作られているため、内部には危険な品物を隠せる収納区画も用意されている。 |
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X-WING STARFIGHTER
X-ウィング宇宙戦闘機
正式名称インコムT-64。Yウィングと並ぶ反乱軍の主力戦闘機であり、4基のレーザーキャノンによる攻撃力、強力なシールドと衝撃吸収性の高い機体構造、高性能な航法コンピューターなどを持つ、最もバランスの取れた機種でもある。
Xウィングの性能にはTIEファイターでは対抗できず、帝国軍は新型のTIEインターセプターの開発を余儀なくされた。操縦がやや難しいためパイロットには高い資質が要求されるが、そのため多くのパイロットたちの憧れの的にもなっている。後に続々と新型機種が登場し、Xウィングも旧式戦闘機の一つにはなったが、ローグ中隊のようにこの名機に固執するパイロットは多い。 |
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Y-WING STARFIGHTER
Y-ウィング宇宙戦闘機
コーンセイヤー社製のY ウィングは反乱軍で最も多く使用された戦闘機であり、同時に最も多く失われた戦闘機でもある。Y ウィングには戦闘用のBTL-S3と、<ロングプロープ>の異名を取る偵察用のBTL-A4の2種類が存在し、S3では砲手席が用意されているが、A4ではその部分がアストロメック・ドロイド用のソケットになっている。
時代遅れの戦闘機であることは否定できないが、機体本来の耐久力は非常に高く、打たれ強さはXウィングを上回っている。しかし、速度と火力では帝国軍の新型戦闘機にまったく対抗できず、徐々に前線からも消えていった。 |
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DARTH VADER'S TIE FIGHTER
ヴェイダー専用 TIE戦闘機
正式名称TIE改良型 x1プロトタイプ。TIE ファイターの次期モデル開発中の試作機で、ヤヴィンの戦いの際にヴェイダーが搭載した機体である。
初期型にはなかったシールドとハイパードライブを搭載しており、単独で戦闘を行うことが可能な完成度の高い戦闘機になっている。しかし、この機種は製造コストがかかることから結局数機の試作モデルが製造されただけに留まり、TIE ファイターの新型機種の座はやはりシールドとハイパードライブを持たない TIE インターセプターに譲る形となった。 |
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